妊婦の血液で、胎児がダウン症かどうかがほぼ確実にわかる新しい出生前検査が、2013年4月より“臨床研究”として日本に導入されました。
ターゲットとなる「ダウン症」の当事者団体として、JDSは、母胎内で育ちつつある命と、それを幸せと不安の中に育んでいる妊婦さんのために、出生前検査をマススクリーニングとして一般化することや安易に行うことには、断固反対です。
なお、JDS は、出生前検査の技術そのものに対して、特に見解を示すことはありません。また、出生前検査を一人ひとりがどう理解し、選択するかについて、賛成や反対の意見を表明することもありません。
JDSは2012年8月27日付で、その立場をより一層明確にする要望書を、遺伝子検査指針を作成予定の日本産科婦人科学会へ提出しました。
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