|
作家紹介
■ ジュディス・スコット Judith Scott | |
1943年生。アメリカ・オハイオ州出身。44歳から、オークランドにある障害者のためのスタジオ、クリエイティブ・グロウス・アートセンターに通い始める。糸を巻きつける独自の手法を編み出し、巨大繭玉のようなオブジェを制作。世界的に高い評価を得る。 |
展示作品を見る |
■ 小川 滋 Shigeru Ogawa |
|
1949年生。東京都出身。1969年から、滋賀県にある、知的障害者更生施設もみじ寮・あざみ寮に暮らす。はじめて粘土に触ったのは1986年。鼻歌を歌いながら、粘土を丸める指先から、不思議な形のオブジェが次々に転がりでる。 |
展示作品を見る |
■ 堀田 哲明 Tetsuaki Hotta |
|
1949年生。京都府出身。1968年京都府にある、知的障害者更生施設みずのきに入所し、日本画家の故西垣籌一による絵画教室に参加。1970年頃から30年間、家をモチーフに絵を描き続ける。シンプルな構図の反復と、詩情漂う色使いが特徴。 |
展示作品を見る |
■ 大江 正彦 Masahiko Ohe |
|
1965年生。大阪府出身。幼いころは身体が弱く、絵を描くのが唯一の遊びだった。動物、なかでも犬が大好きで、大きな画面にアクリル絵具を厚く盛って描いた犬の絵は、生命力に溢れて圧巻。自宅近くのアトリエで制作し、毎晩寝る前には素描を欠かさない。 |
展示作品を見る |
■ 水野 由紀子 Yukiko Mizuno |
|
1972年生。静岡県出身。幼いころから絵に親しみ、毎晩夕食後、テレビを見ながら絵を描くことが日課となっている。225色の油性ペンで、細い線を根気よく塗り重ね、旅行の想い出や室内のようすを描く。大胆に平面化した構図と非写実的な色使いが斬新。 |
展示作品を見る |
■ 前野 勉 Tsutomu Maeno |
|
1973年生。鹿児島県出身。1981年、知的障害者更生施設菖蒲学園に入所。木工や和紙作りには興味を示さなかった彼が、刺繍に出会うや、独自の世界を開花。糸のもつれやからまり、玉止めが抜けて歪んだ布目や布地の破れにユニークなスタイルを誇示する。 |
展示作品を見る |
■ 舛次 崇 Takashi Syuji |
|
1974年生。兵庫県出身。武庫川すずかけ作業所の絵画クラブで絵と出会う。熱烈な阪神ファンで、甲子園球場のポールばかり描いていた彼が、ある日、植木鉢を描いた。黒のコンテで、画面の下端からぐいぐい描かれた植物は、画面を突き抜けて伸びていく。 |
展示作品を見る |
■ 高木健一郎 Kenichiro Takagi |
|
1981年生。三重県出身。10歳のとき、ダウン症の子供たちのアトリエ「エレマンプレザン」設立に参加、現在に至る。お気に入りのモチーフは四角形。折々の感情を色に乗せ、文字や数字、身振りの動きもとりいれて、彼の四角形は実に豊かな表情を見せる。 |
展示作品を見る |