3月21日「世界ダウン症の日」関連行事のご報告

●3月21日:奈良北支部の公開講演会
「インリアルアプローチ」&「企業就労の可能性」

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奈良市総合福祉センターを会場に約80名が参加

 12年前に支部の前身である乳幼児の会を設立以来、毎年1回開催している当事者家族と支援者向けの勉強会です。子どもたちの年齢差ができたので、今回は初めて2部構成で行い、総勢80数名が参加しました。

 第1部は、主に小学生位までを対象に「インリアルアプローチを使った言語コミュニケーション力の引き出し方」と題して、奈良県立養護学校の中美子先生がご講演。実際に子どもが言葉を獲得していく様子を映像で流しながら解説され、わかりやすく好評でした。

 赤ちゃんを抱いて受講されたご両親の表情がみるみる明るくなる様子に、皆で学ぶ場を継続してきて本当に良かったと思います。

第2部は、中学生以上を対象に、大阪府の豊中市地域就労支援センターの松原未知さんに「知的障害の企業就労を考える」と題し講演していただきました。松原さんの2歳になるダウン症のある息子さんもパパと一緒に応援に。ダウン症のある子の未来は明るい!と実感できました。

【奈良北支部長:平井 万里子】